フォノイコライザー RIAA EQ.type1 キット |
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歪み感が少ないくクリアーで 安心して聞けるサウンドです。

フォノイコライザー RIAA EQ. type1 キット
※写真は組み立て後の物です。
レコード再生には欠かせない「RIAA」特性フォノイコライザーキットです。
高性能オペアンプの採用しDCサーボ方式の採用でどなたでも安定した特性でレコード再生をお楽しみ頂けます。
既存のフォノイコライザーの音にご不満の方は是非、お試しください。

金メッキ仕上げの基板を採用しております。
オプション
フォノイコライザーキットのオペアンプICを交換して、お好みのサウンドを探ってみませんか?
ワンランクアップIC2個セット OP275GP |
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Analog Devices社のJFET入力オペアンプです。非常にバランスが良くスピード感があるサウンド。締りがあるバスドラ、ベースがJAZZ&Rockに最適です。 |
ワンランクアップIC2個セット LME49720NA |
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National Semiconductor社「LM49720」は大変艶やかでしっとりとしたサウンドが特徴です。情緒感のあるサウンドをお楽しみください。 |
ワンランクアップIC2個セット OPA2134PA |
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BURR BROWN社、高音質オペアンプICの代名詞。オールJ-FET増幅段からなる透明感と厚みを両立した優等生です。解像度の高いサウンドをお楽しみください。 |
※ キットに標準に含まれているTexas Instruments社「NE5532AP」は、芯がしっかりとしたサウンドです。
(注)「ワンランクアップIC 2個セットのお買い求めは、フォノイコライザー RIAA EQ. type1 をご購入された方のみと致します。悪しからずご了承願います。
製品の特長
CD等のデジタルメディアが主流ではありますがアナログレコードには根強い人気があります。 しかしアナログレコードを聴くにも、フォノイコライザー内蔵の機器が少なくあっても性能はいまいちです。
K&R『RIAA EQ. type1』サウンドの特徴として、”歪み感が少ない” ”クリアー” ”安心して聞けるサウンド”が挙げられます。
代表的なフォノイコライザー回路にNF型があります。これは、スペック的には良い値が得られやすいのですが、反面、高域が耳に付く耳障りで感じがあります。
CR型は、音質面ではすばらしいですが、反面、ノイズが多いなど、設計、製作に高度な技術が必要となります。
そこで、NF型とCR型の良い処を合わせ持ったハイブリッド方式とDCサーボを併用する事により、ローノイズ、低歪み、そして色付けの少ないサウンドを実現致しました。
又、一般的に入手しやすい、Dual DIP8 なオペアンプを採用しておりますので、お好みのオペアンプに交換して、サウンド変化を楽しむ事も可能です。
基本性能
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47kΩ |
測定結果
Fig.1
Fig.1は、20~20KHzでの理想的なRIAA特性との偏差です。
ほぼ、±0.1dBに入っていますが、若干、越えてしまっている為スペックとして、±0.15dBと致しました。抵抗器は元より、コンデンサにも1%誤差を使用している事が大きく寄与していると思われます。
Fig.2
Fig.2は、100Hzサイン波の入力信号を変化さえた時の歪み率です。
入力が6mVrms程度の時、THD(赤色)が最小になっています。注目したいのは、2次歪みが支配的で、耳障りに感じる3次歪みは大変少ない事が読み取れます。
Fig.3
Fig.3は、1KHzサイン波の入力信号を変化さえた時の歪み率です。
入力が20~30mVrms程度の時、THD(赤色)が最小になっています。100Hzの時に比べ、2次歪みに加え3次歪みがやや増えてきています。
Fig.4
Fig.4は、5KHzサイン波の入力信号を変化さえた時の歪み率です。
入力が50mVrms程度の時、THD(赤色)が最小になっています。2次歪みと3次歪みが差が小さくなっています。MMカートリッジの一般的な電圧である5mVでは、ほとんど影響が無いことが分かります。
Fig.5
Fig.5は、5mVの1KHzサイン波を入力した時のスペクトラム構成です。
3KHzの処に、若干、歪みを観測する事ができます。後はノイズフロアーに隠れてほとんど観測する事ができません。
ノイズフロアー全体は、ちょうどRIAA特性の様になっており、又、雑音として耳障りになる1KHz以上は十分小さな値になっているのが分かります。