タイトル | : Re^15: ドライブブースターの動作解説 |
投稿日 | : 2021/09/22(Wed) 23:20:19 |
投稿者 | : すかんだ |
参照先 | : |
最後の項は、ちょっとガイドというかヒントがないとちょっと理解できないかもしれないですね。
話を単純化するためにディレイタイムを10msecに固定して
@原音(正相)とミックスした場合は、100Hz×整数倍が山、その間が谷になったコムフィルタが形成される
A原音(逆相)とミックスした場合は100Hz×整数倍が谷になる。
問題はその次です。
Bディレイ回路に正帰還(フランジャのコントロール名で言うとFeedBackというやつ)を与えてやった時、原音の逆相とミックスした音
これと等価なスペクトル分布を持つ回路は
Cディレイ回路に負帰還を与えた音と、原音(正相)をミックスした音
とは勿論違います。
D(原音を予め反転したものにディレイに正帰還をかけた回路)と(原音の正相)をミックスしたもの、ですね。
更にややこしいのは、これとは別に
(ディレイ回路に負帰還を与えてやったもの)がこれに倍々ゲームで加わってきます。
さて、フランジャーの優等生と言われるMXRフランジャー、あるいはキワモノと言われるADAのフランジャーはどのトポロジーだったのでしょう?これを機序として把握してる人は案外少ないように思います。
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