タイトル | : Re^4: ドライブブースターの動作解説 |
投稿日 | : 2021/09/13(Mon) 21:29:39 |
投稿者 | : すかんだ |
参照先 | : |
一方で、恐らく直感的に疑問に思っているであろうその要素は結構正しい直感です。
ドライブブースターのような負帰還形のオーバードライブではあまり想定されない動作なんですが、高利得のディストーション(オペアンプ出力から対グランドにクリップするタイプの回路)ではオペアンプの出力電圧自体がクリップします。
具体的に言うと9V電圧でバイアス電圧が4.5Vとすれば4.5Vpeak
仮にこのオペアンプのクローズドループゲインが1000倍で
入力が仮に100mVだったとしたら何が起こるか?
出力が4.5Vで、その1/1000倍、つまり4.5mVを-入力に印可してるわけです。
イマジナリショートが成立しなくなくなった分、入力差動子は+入力側から電流を引っ張り込もうとします。
その結果として非整数次倍音(入力信号と全く関係ない固定値の周波数の)のリンギングが発生する。
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