タイトル | : Re^24: ドライブブースターの動作解説 |
投稿日 | : 2021/10/09(Sat) 16:24:15 |
投稿者 | : tots |
参照先 | : |
お返事ありがとうございます。
> 9V片電源で10kHzの場合、該当の式:2πfVpp/2;Vpp/2≒(Vcc-Vee)/2=4.5で
確かにその通りでした、Vppだと倍になってしまいますね
> 一方で特にディストーションなんかの場合に問題となるのは
> 「振幅Vppの正弦波(あるいは混合波)の『入力』をA倍増幅した波形を立ち上がらせるSR」です。
> 後者の「入力振幅×A」が出力レールを超える場合は前者の式を適用するのは妥当ではない。
入力に関しては先ほどの式は不適切ということですね。
入力振幅*Aが出力レールを越えるのは、どういったケースでしょうか?
(入力の時点でレールを越えていたら線形どころではなくなる、出力はレールを絶対に超えないと思っていました)
> 線形解析ではないので定量的に記述するのが難しいのですが
> 矩形波の角でリンギングというかジッターノイズというかを生じたり、発振する場合もあります。
オペアンプで歪ませるタイプのエフェクターはこの領域を利用しているものもあるかと思いますが、オペアンプは(ダイオードでクリップした際のVf-Ifのグラフのようには)歪んだときの特性がデータシートにあまりないようなので、どういう音になるのかデータから想像できませんでした。スルーレートが高いオペアンプは内部のトランジスタは遮断領域からの復帰も速かったりすることがあるのか、でも負帰還が正しく働いたり働かなくなったりするようではダイオードクリップで歪んだ時のような簡単な話ではなさそう、という疑問でした。
予想しにくいノイズが発生することがあるのですね。
オペアンプで歪ませるエフェクターの回路の例がすぐに見つけらなかったのですが、入力で歪ませていただけで出力ループでは歪んでいなかったかもしれません。もしそうなら上記の疑問は私の思い過ごしでした。
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