タイトル | : Re^22: ドライブブースターの動作解説 |
投稿日 | : 2021/10/06(Wed) 15:23:57 |
投稿者 | : tots |
参照先 | : |
お返事ありがとうございます。
言葉足らずですみません。
参考にしたのはこちらのページでして、
https://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/mame/105.html
私が読んで思ったのは以下のような感じでした。
「ギター用ストンプにおいては帯域10KHzもあれば許容範囲とし、振幅はどんなに大きく見積もっても電池の9V以下とすると、参考にしたページの式から0.57V/us付近となり、ドライブブースターで使用されている4558のスルーレートの1V/usを超えない。ギターは正弦波ではないため、この式では不適切かもしれないが、仮に高域から音が徐々になまってもエフェクトとして悪いサウンドとは限らないと思われる(悪い可能性もある; これが積極的に音が変わるのを是としないミキサー等の場合は若干心配)。そのへんで売っているオペアンプは0.5V/us程度以上はあるようで、以上からギターエフェクターにおいてはICのスペックとしてスルーレートはあまり気にしなくてよいと思った。もしスルーレートのせいで良いサウンドでない場合、例えば本サイトの「ディストーション」で使用されているTL072は13V/usあるので、変えてみたら良いかもしれない。分からないのは、オペアンプ自体で歪んだ場合は内部の入出力のトランジスタの動作<=>停止に移行していく電圧の非線形領域があるはずで、この領域を行き来する速度とスルーレートは関係があるのか、もしあるならサウンドにどう関係してくるのかが想像がつかない」
以上のような予想をしました。
オペアンプ内部で歪んだ場合にどうなるのか考えた際、4558のデータシートの等価回路図を参考にしました。副産物としてイマジナリーショートの原理が少し掴めた気がします。
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